【ファーストリテ】文芸春秋を提訴、書籍の発行差し止め求める

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 ファーストリテイリングは6月3日、週刊誌「週刊文春」および書籍「ユニクロ帝国の光と影」における記述内容によって名誉を傷つけられたとして、出版元の文芸春秋を相手取った訴訟を東京地方裁判所に起こした。書籍の発行差し止めと回収、謝罪広告の掲載、計2億2000万円の損害賠償を求めている。

 ファーストリテイリング側は、週刊誌の記事と書籍にはユニクロの店舗や製品の製造委託先である海外工場で従業員が長時間、低賃金の過重労働を強いられているかのような記述があるが、事実とはまったく異なると主張している。

  「週刊文春」は2010年5月6日・13日合併号で『ユニクロ 中国「秘密工場」に潜入した!』と題する横田増生氏のルポルタージュを掲載、今年3月、同じ著者による書籍「ユニクロ帝国の光と影」を発行した。

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