「イオンタウン旭」4月23日開業、隣接病院などと連携し、まちづくりの核に

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イオンタウン旭の完成イメージ
「イオンスタイル旭中央」を核店舗とし、千葉県内最大の「無印良品」、地元生産者組合が経営する産地直売店など19店舗が出店する

 イオンタウンは4月23日、千葉県旭市にショッピングセンター(SC)「イオンタウン旭」を開業する。自治体や隣接する総合病院、近隣の道の駅などと連携し、多世代が交流するにぎわい拠点を目指す。

 旭市は官民連携によるまちづくり「生涯活躍のまち・みらいあさひ」を進めており、イオンタウンは大和ハウス工業などが参加する事業者グループの代表事業者としてまちづくりに参加している。イオンタウン旭は、中核施設の一つとして商業機能を担う。

 イオンタウン旭の敷地面積は2万4897平方メートル、2階建ての建物の総賃貸面積は1万1739平方メートルで、イオンリテールが運営する「イオンスタイル旭中央」を核店舗とし、クリニックやフィットネスジムなど計19の専門店(ATMを含む)が出店する。

 旭市はSC2階に多世代交流施設「おひさまテラス」を開設する。屋内公園や共用のワーキングスペース、キッチンスタジオ、カフェレストラン、未就学児の一時預かり所、ダンススタジオなどで構成される複合施設で、多世代の交流拠点となることを目指す。イオンタウンが管理・運営を行う。

 専門店としては、千葉県内最大の「無印良品」、地元生産者組合が経営する産地直売店「旭食肉協同組合直売所」、旭市生まれのバッグブランド「縫左衛門」、100円ショップ「ダイソー」、眼鏡専門店「JINS」などが出店する。

 核店舗のイオンスタイル旭中央は、「低糖質・減塩」の食品をコーナー展開、地場野菜や有機野菜の品揃えを拡充するなど健康提案を強化。併設する調剤薬局は、待合スペースや調剤室をイオンリテールとしては最大級の面積で展開。3台の調剤ロボットを導入し、最大で1000種の医薬品を自動で調剤する。

 隣接する旭中央病院は診療圏人口100万人を誇る総合病院で、イオンタウン旭では同病院と連携した健康相談会などのイベントを定期的に開催する予定。2023年にはSC隣接地に特別養護老人ホームが開設されるほか、高齢者住宅や移住者住宅などの開発も計画されている。

■施設概要

SC名称 イオンタウン旭
所在地 千葉県旭市イ4337番地1
開業日 2022年4月23日
敷地面積 2万4897㎡
総賃貸面積 1万1739㎡
駐車台数 472台
店舗数 19店舗
核店舗 イオンスタイル旭中央
売場面積3056㎡

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