イオンモール、東京・八王子に次世代型複合施設、ネットスーパー専用倉庫併設
イオンモールは12月22日、東京都八王子市にネットスーパー専用倉庫を併設した複合商業施設を開発すると発表した。2023年春に着工し、25年春の第1期開業、26年に第2期開業を予定する。
イオンの提携先である英オカドグループの人工知能(AI)やロボット技術などを導入したネットスーパー専用の物流倉庫「顧客フルフィルメントセンター(CFC)」を併設、注文を受けた商品を宅配する。運営はイオン子会社のイオンネクストが行う。
計画地は八王子駅から約3km、中央自動車道八王子インターチェンジから約500mに位置し、敷地面積は約10万2000㎡。シネマコンプレックス(複合映画館)や障がい者スポーツ対応施設、道の駅「八王子滝山」と連携した飲食施設などで構成される計画。また、第2期開業では、CFCと実店舗が融合した次世代スーパーを出店する。
イオンは千葉市でもCFCを開発しており、23年の本格稼働を計画している。日本国内における独占パートナーシップ契約を結ぶオカドの技術を活用したCFCは、AIとロボットにより24時間稼働する。約5万品目の商品を在庫し、注文を受けた商品を消費者に直接届ける。