ヤマザワ

　2022年8月に創業70周年を迎えたヤマザワ。23年3月に秋田県内でスーパーマーケット（SM）8店舗を展開する子会社のよねや商事を吸収合併、山形・宮城・秋田県内に合計71店（24年2月期末）のSMを展開している。山形県内のSM売上№1（500億円超）を誇り、県内シェアは20％を超える。

　25年2月期を最終年度とする第3次中期経営計画を策定。グループビジョン「地域に愛される、健康元気な100年企業を目指す」を達成するべく、創業100年に向けた中期改革プラン「チャレンジ100」を推進している。

　ヤマザワブランドの確立、店舗の魅力度向上、独自性の追求、地域一番をめざし、24年3月からは、それまでの独自の電子マネー機能付きポイントカード「にこかカード」を終了、「楽天ポイントカード」を導入し、ポイント戦略の強化を図る。25年2月期は、ドラッグストア事業を営むヤマザワ薬品を含むグループとして、営業収益1075億円、経常利益16億円、経常利益率1.4％を計画していたが、その達成は難しい状況だ。