イズミは6月29日から7月2日にかけて、広島県と香川県、徳島県の25店舗で「買い物かご除菌装置」を導入する。買い物かご全体に紫外線を照射することで、短時間で除菌することができる。
同装置は、自動車部品メーカーのヒロテック(広島市)と共同開発した。約30秒で、50個の買い物かごをまとめて除菌できる。広島大学病院感染症科による検証では、30秒の紫外線照射で新型コロナウイルスの99.9%以上を不活性化する効果を得られたという。
4月と5月に広島と福岡の6店舗で同装置を先行導入したが、新型コロナの感染拡大が続いていることから、導入店舗を一気に増やす。
6月29日に香川と徳島の「ゆめタウン」「ゆめマート」5店舗で導入したのに続き、30日には広島の6店舗、7月1日には広島の7店舗、2日には同じく広島の7店舗で、同装置を導入する。