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中国アリババ、スマートスピーカー向けAIに14億ドルを投資へ

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中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングは20日、自社のスマートスピーカー「Tmall Genie(天猫精霊)」を中心としたAI(人工知能)およびIoT(モノのインターネット)事業に100億元(14億1000万ドル)を投資すると発表した。写真は2019年5月、中国天津で撮影(2020年 ロイター/Jason Lee)

[上海 20日 ロイター] – 中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングは20日、自社のスマートスピーカー「Tmall Genie(天猫精霊)」を中心としたAI(人工知能)およびIoT(モノのインターネット)事業に100億元(14億1000万ドル)を投資すると発表した。

同社は電子商取引の枠を超え、新たなテクノロジーや事業分野への進出を図っている。

資金はスマートスピーカーに多くのコンテンツを追加するほか、独自技術の開発に使用する。

初代「Tmall Genie」は2017年に発売。20日に発表された最新モデルの価格は549元(77.28ドル)。

調査会社カナリスによると、2019年のアリババのスマートスピーカー出荷台数は1680万台。一方、競合する大手検索サイト百度(バイドゥ)は1730万台を出荷した。