ヨーカドー食品館を「ヨークフーズ新宿富久店」としてリニューアル開業
セブン&アイ・ホールディングス傘下のヨーク(東京都江東区)は6月17日、「イトーヨーカドー食品館新宿富久店」(同新宿区)を改装し、「ヨークフーズ富久店」としてオープンした。
ヨークは6月1日、セブン&アイグループの首都圏食品スーパーの運営会社として、旧ヨークマートが社名変更して発足した。旧ヨークマートの店舗の他、イトーヨーカ堂が首都圏で展開している「食品館」「ザ・プライス」の20店舗などを引き継いだ。
ヨークフーズ富久店は、屋号を変更しただけでなく、売り場レイアウトや品揃え、運営の仕組みも同時に刷新した。
同店がある新宿区・富久エリアは、オフィスと住宅街が混在しており、日中はランチ向けの総菜需要が高い。中食ニーズへの対応として総菜売り場の面積を1.2倍に拡大、直営のインストアベーカリー「ボヌール」も新設した。
加工食品売り場では、フリーズドライ商品やスープなど即食性の高い商品をまとめてコーナー展開。近隣には外国人居住者も多いことから、中国や韓国・タイ・ベトナム・メキシコなどエスニック調味料の品揃えを強化した。
ヨークフーズ富久店の売り場面積は1648平方メートル。営業時間は午前10時から午後11時となっている。