単身者多いマーケットに対応したヨークベニマル鹿沼千渡店の売場づくりを解説!

取材・文:湯浅 大輝 (ダイヤモンド・チェーンストア 記者)
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ヨークベニマル鹿沼千渡店

ヨークベニマル鹿沼千渡(せんど)店

〒322-0002 栃木県鹿沼市千渡1842
電話:0289-60-8555
JR日光線「鹿沼」駅からクルマで約4分/東武日光線「新鹿沼」駅からクルマで約9分

見どころ
▶気温や販売計画に基づいて仕入れる「with mom」の総菜商品
▶新規導入! 地元鹿沼市で肥育される「かぬま和牛」
▶価格コンシャス層に対応するため、NB商品は価格を訴求

ヨークベニマル鹿沼千渡店
西間木利文店長
「地元・鹿沼の皆さまに愛されるお店を運営できるよう、努力していきます」

 ヨークベニマル(福島県/真船幸夫社長)は2022年6月17日、栃木県鹿沼市に「ヨークベニマル鹿沼千渡店」(以下、鹿沼千渡店)をオープンした。同社が運営するショッピングセンター(SC)の「ヨークタウン鹿沼千渡」の核店舗としての出店で、このほかクリーニング店と100円ショップの「ダイソー」がテナントに入る。

 鹿沼千渡店はJR日光線「鹿沼」駅からクルマで約4分の場所にある。同店から半径2㎞圏内には約2万8500人/約1万800世帯が居住する。なかでも1~2人世帯の割合が60.5%と単身者が多いマーケットとなっている。新興住宅地と古くからの住宅地が混在し、30~40代から60代以上まで幅広い年代層の住民が居住するエリアだ。

 競合店としては、店舗から半径2㎞圏内に「ヤオハン東町店」や「たいらや鹿沼店」「カスミ鹿沼店」などがある。一方、自社店舗としては鹿沼市内に「鹿沼店」や「鹿沼上殿町店」など3店舗を出店しており、ヨークベニマルは鹿沼千渡店の出店により、市内のドミナントをさらに深耕したいねらいだ。

 入口から青果売場とのダブルコンコースで展開する総菜売場では、

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取材・文

湯浅 大輝 / ダイヤモンド・チェーンストア 記者

1996年生まれ。シンガポール出身。同志社大学グローバル・コミュニケーション学部卒業後、経済メディアで記者職に就く。フリーライターを経て、2021年12月ダイヤモンド・リテイルメディアに入社。大学在学中に1年間のアメリカ・アリゾナ州立大学への留学を経験。好きな総菜はローストビーフ、趣味は練馬区を散歩すること。

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