ワタミの宅食が新商品を発売 高齢者に寄り添う「一食450円」の挑戦
26年3月までの価格据え置きを宣言
商品名に冠した「好い日」について渡邉会長は「ワタミの宅食事業はお弁当を配る事業でありながら、本当は配達員が食事を通じて“元気”を配る事業だと考えている。その想いを込めて『好い日』と名付けた」と語る。
先行販売では商品満足度・継続率ともに92%を記録した。「満足いただけなければ返金する」という制度を設けたが、返金率は0.2%にとどまった。渡邉会長は「返金の理由のほとんどは“量が少ない”ことだった。想定どおり、お客さまには満足いただけている」と自信をのぞかせる。

さらに「今回は品質を上げ、価格を下げた。値上げが続く世の中で、大幅値下げを実現できたことを強調したい」と述べ、26年3月までは値上げを行わない姿勢を示した。従来から発売していた主菜1品と副菜3品の総菜をセットにした「まごころ手毬」と比較すると、おかずのみは590円から450円へ140円、ご飯付きは710円から500円へ210円と、大幅な値下げを実現している。






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