店舗サイドから仕掛けるきっかけのひとつとして売場の注目度を高め販売実績向上をめざす
テレビCMや消費者キャンペーンについては効果を高く評価
一方アンケートでは、ディスプレイコンテスト以外のプロモーション施策の効果についても尋ねている。
「各プロモーション施策への評価」について施策ごとに評価してもらったところ、「メーカーのテレビCM」では「効果がある」という回答が28社と圧倒的に多かった。
「メーカーの消費者キャンペーン」も「効果がある」(21社)という回答が多かった。「チェーンタイアップキャンペーン」については、「効果がある」と「どちらともいえない」ともに15社と評価が割れた。「試食販売」については、「効果がある」と19社が回答している一方、「どちらともいえない」と10社が回答。「試食販売」についての自由回答では、「食べ方やメニュー提案につながる」と好評価がある一方、「コロナ禍以後、避けられる傾向がある」などの否定的な声もあった。
また「サンプリング」については、「効果がある」が16社、「どちもともいえない」が14社という結果に。「デジタルサイネージ」については「効果がある」が8社、「どちらともいえない」が21社という結果になっている。
店側から仕掛けることで、顧客の目を引き、足を止めるきっかけとしてプロモーションは重要だ。いずれの回答でも「効果がない」という回答は少なく、何か伝えていこうとする姿勢が強いことは明らかなようだ。