任天堂、有機EL搭載の新型スイッチを10月発売 年末商戦に向け
[東京 6日 ロイター] – 任天堂は6日、家庭用ゲーム機「スイッチ」の新モデルを10月8日に発売すると発表した。7インチの有機ELディスプレーを搭載し、希望小売価格は3万7980円。年末商戦に向け需要喚起を図る。
事前には一部報道で、任天堂が新モデルでCPU(中央演算処理装置)をアップグレードし、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ「4K」出力に対応すると伝わっていたが、どちらも搭載されなかった。
カンタンゲームズの創業者セルカン・トト氏は「携帯ゲーム機のユーザーにとっては素晴らしいアップグレードだが、一般的にはより大幅かつ強力な新モデルが期待されていた」と述べた。
一方、アンペア・アナリシスのゲームリサーチ部門責任者、ピアース・ハーディングロールス氏は「グラフィック性能が向上しなくても、既存モデルのユーザーの大部分が有機ELディスプレーにアップグレードするだろう」と話した。