ドリンクヨーグルト部門No.1 ラベルレス6本入りが好評「明治プロビオヨーグルトR-1」

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明治では「明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプ」のラベルレスボトルを採用した6本入りを昨年8月に発売。まとめ買いがしやすく、環境負荷軽減につながるとユーザーから好評となっている。下期に向けても体調管理の必要性を訴求するコミュニケーションを展開し、需要アップを図る。

ラベルレスボトルの認知と利便性を訴求

 2009年の発売以来、体調を気遣う人から支持されている「明治プロビオヨーグルトR-1」ブランド。「強さひきだす乳酸菌」をキャッチフレーズに、年間を通して体調管理の習慣化を促進してきた。

明治プロビオヨーグルトR-1各種

 これまで1本タイプと12本入りだけの販売で、「まとめ買いしたいが12本入りでは重く、置き場所がない」などの声が寄せられたことから、昨年8月にレギュラータイプと低糖・低カロリーの6本入りを発売。同シリーズのドリンクヨーグルトは品質を維持するために遮光ラベルを採用しているが、毎日摂取するなかで、廃棄する時にはがすなどの手間が面倒という声もあったことから、今回段ボールに入れることでラベルレスが実現した。ラベルレスボトルを採用することで、1本当たり約8.5%のプラスチック使用量の削減を見込んでいる。まとめ買いしやすく習慣化につながるだけでなく、環境負荷低減にも貢献できる。

 利便性や環境に関心の高い地域での導入が進んでおり、顧客満足度の高い商品となっている。今年4月には6本入りの箱のデザインをリニューアル。12本入りとの違いを明確にして店頭での識別性を高めた。引き続き、ラベルレスボトルの認知と利便性を訴求することで、6本入りを拡大していく予定だ。

好調の「満たすカラダ」シリーズに食べるタイプ2品をラインアップ

 コロナ特需の反動で22年上期まで厳しい状況となったドリンクヨーグルトだが、「R-1」ブランドでは、下期に日々の体調管理の動機づけをテーマとして、テレビCMを中心としたコミュニケーションを実施したところ、需要が高まり前年を上回って推移している。賀来賢人さんと仲間由紀恵さんを起用して「冬の私は弱いから。」をキーメッセージに「体調管理に本気の乳酸菌」を訴求した。

 それに加え、昨年4月に発売した「明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプ満たすカラダ」シリーズが好調だ。「1073R-1乳酸菌」をベースに、毎日の生活で不足しがちな栄養素である鉄分とカルシウムを配合した新シリーズ。同シリーズは「1日の鉄分」と「1食分のカルシウム」をそれぞれ配合し、低糖・低カロリーで甘さ控えめに仕上げた。体調管理をベースにしながら、不足しがちな栄養素を摂取したいという層に向けて訴求した。同社のねらいどおり「鉄分」は30~40代の女性に、「カルシウム」は50~60代の男女にそれぞれ支持され、新たなファン獲得に成功している。

明治グローバルデイリー事業本部 発酵マーケティング部 プロバイオG 寺尾 佑介氏
グローバルデイリー事業本部 発酵マーケティング部 プロバイオG 寺尾 佑介氏

 同シリーズの好調を受け、今年4月には食べるタイプの「明治プロビオヨーグルトR-1満たすカラダ鉄分ブルーベリーミックス」「同 ビタミンCフルーツミックス」を新発売。「鉄分ブルーベリーミックス」は、1日分の鉄分を配合し、「ビタミンCフルーツミックス」は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを配合し、りんごや桃などの果肉や果汁入りのフルーツフレーバーだ。ラインアップ強化により、さらに新規ユーザーの獲得を図る。

 下期に向けては、世の中の変化を的確にとらえ、引き続き体調管理の必要性を説くコミュニケーションを準備していく。

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