[東京 10日 ロイター] – 西武ホールディングスは10日、22年3月期の連結営業損益予想を80億円の赤字に修正した。これまでは90億円の黒字を予想していた。
東京オリンピック・パラリンピックが無観客となったことで、状況が想定以上に悪化。新型コロナウイルス感染症に関しても、ワクチン接種などの進展はみられるものの、人流の回復が当初想定より遅れているという。
雇用調整助成金の計上や一部資産の流動化による特別利益計上があったものの、臨時休業などに伴う損失計上もあり、通期の純損益も140億円の赤字(従来は50億円の赤字)に修正した。