週刊コンビニニュース ローソン「foodpanda」の取扱店舗を拡大、デリバリー導入店舗約1900店舗へ
1週間のコンビニエンスストア(CVS)に関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。ローソンは、札幌市と福岡市の直営店7店舗で導入しているフードデリバリーサービス「foodpanda(フードパンダ)」を、7月1日から東京都内の53店舗と札幌市の22店舗でも開始した。これで「foodpanda」の取扱店舗数は計82店舗になり、「Uber Eats」と「wolt」を含めたデリバリーサービス導入店舗は、1,893店舗に達した(6月29日〜7月5日のニュースをまとめました)。
セブン-イレブン
「セブンなないろ保育園(世田谷)」を開園
寄付金付き「滋賀県MLGs nanaco」を発行
セブン-イレブン・ジャパンは7月1日、「セブン-イレブン 世田谷日体大前店」(東京都世田谷区)の2階に「セブンなないろ保育園(世田谷)」を開園した。「セブンなないろ保育園」は、加盟店従業員・オーナー・地域世帯の0歳児から2歳児が利用できる保育園として、2017年に東京都と広島県で開園。今回で6例目となった。「セブンなないろ保育園(世田谷)」は、保育室に加え遊戯室も設置。園内でのびのび過ごせる環境を整えた。また、ライフスタイルの変化に合わせ、短時間や指定した日の利用も可能にした。開園時間は月曜日から土曜日の7時から20時までで、定員は30名。
また同社は、滋賀県が推進する“琵琶湖版SDGs”「マザーレイクゴールズ(MLGs)」に賛同し、寄付金付きnanacoカード「滋賀県MLGs nanaco」を、滋賀県内のセブン-イレブン店舗で7月26日から発行する。発行手数料および店舗での利用金額の一部を県に寄付し、琵琶湖の環境保全に役立ててもらう。
ファミリーマート
「処方箋医薬品受け渡しサービス」で実証実験
消費期限の迫った中食商品の値下げシステムを簡素化
ミルクで仕上げた「カルピス®のできたてフラッペ」
ファミリーマートは日本調剤と連携し、店舗に設置している認証機能付き受取BOX(KEY STATION)を活用した、「処方箋医薬品受け渡しサービス」の実証実験を7月5日に開始した。対象店舗は横浜市内の3店舗。日本調剤のスタッフが、服薬指導後の処方箋医薬品を認証機能付き受取BOXに納品し、利用者は待ち時間なく非対面で処方箋医薬品を受取BOXで受け取るサービス。
また同社は7月1日から、消費期限の迫ったおむすびや弁当などの中食商品の値下げシステムを簡素化した。対象とする商品にバーコードシールを採用して簡素化を図り、食品ロス削減にもつなげていく。
7月3日ファミリーマートは、コーヒーマシンでつくる「FAMIMA CAFÉ」のフラッペシリーズで、アサヒ飲料のカルピス®とコラボレーションした「カルピス®のできたてフラッペ」(税込298円)を発売した。微細氷にカルピス®を配合し、生乳100%使用のミルクを注ぐことで、牛乳で割ったカルピス®のようなまろやかな味わい、シャリっとした食感を楽しめるようにした。
ローソン①
<近畿地区>「べっぴん米糀」を使用した4品
「Uber Eats」大阪初の医薬品デリバリー
ローソンは、京都市産業技術研究所と佐々木酒造が共同で開発した「べっぴん米糀」を使用した商品を、近畿2府4県の店舗で発売する。第1弾は、老舗日本料理店「京料理 木乃婦」監修の調理麺「米糀と夏野菜の冷し彩りおうどん」(税込598円)と、老舗和菓子店「京菓子司 亀屋良長」監修のデザート「米糀と白みそのブランマンジェ」(税込295円)を7月6日に発売。また、8月には第2弾として、京都・北山の洋菓子店「マールブランシェ」、京都・西京極の珈琲店「小川珈琲」がそれぞれ監修した商品を2品発売する。京都産米からつくった「べっぴん米糀」は、素材の味や自然な甘さを引き出すことに特徴がある。売上の一部を「京都市はぐくみ未来応援事業」に寄付し、子どもたちの支援に役立ててもらう。
また同社は、大阪府の3店舗で6月30日、府内の「Uber Eats」では初めてとなるOTC医薬品の取り扱いを開始した。風邪薬、目薬、胃腸薬、皮膚用薬、湿布薬など、第2・3類医薬品52種類を取り扱う。
ローソン②
<熊本県>買物困難地区で移動販売スタート
関東の1都3県でコロナワクチンの職域接種
買いやすくした炭火焼鳥3品発売
ローソンは7月7日、熊本市と「買物環境向上及び高齢者見守り活動等に関する協定書」を締結。「ローソン熊本川内町店」を拠点として、買物が不便な地区の西区内を巡回し、移動販売を実施する。これで、四温度帯の移動販売車による移動販売と軽バンによる常温商品の移動販売の取り組みは、34都道府県で計104台となった。
また同社は7月6日から、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の加盟店オーナー・店長をはじめとする店舗勤務者3,000名を対象に、ローソン本社でコロナワクチン接種を行っていく。今後は自治体接種の進行具合をみながら、名古屋や大阪での実施も検討する。
7月6日ローソンは、具材サイズを従来品より2割程度小さくし、税込価格を100円に抑えた焼鳥を発売する。また、持ち帰りに便利なパックに入れた2本セット(税込200円)も発売する。「炭火焼鳥ももタレ」「炭火焼鳥もも塩」「炭火焼鳥かわタレ」の3品。
ミニストップ
「駅弁風弁当」シリーズの第6弾
“フローズンスイーツ”の「アイスレモンレアチーズ」
“家飲み”需要に合わせた「イカスミ風スナック」
ミニストップは、旅気分を味わえる「駅弁風弁当」シリーズの第6弾として、「駅弁風とりづくし弁当」(税込599円)を6月29日に発売した。炭火が香る焼き鳥、桜島どりを使用したつくね、しっとりと仕上げたそぼろの3種類を弁当に入れ込んだ。
また同社は6月29日、“フローズンスイーツ”商品として、ドンレミーの「アイスレモンレアチーズ」(税込194円)を発売した。スポンジと、オーストラリア産のクリームチーズを使用したレアチーズムースのうえに、瀬戸内産レモンピールのソースとホイップクリームをトッピングした。
家飲み需要に合わせた「イカスミ風スナック」を、ミニストップは6月29日発売した。磯の香りと風味豊かなにんにくが口のなかで広がるイカスミ風のスナック。コーンスナック生地は、ノンフライ製法で口どけよく仕上げた。税込108円。