百貨店株はしっかり、5月売上高は各社軒並み前年比増加

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東京・日本橋の高島屋日本橋店の入り口
百貨店株がしっかり。写真は、開店時刻とともに買い物客が入場する東京・日本橋の高島屋日本橋店の入り口。2020年5月18日に撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 2日 ロイター] – 百貨店株はしっかり。三越伊勢丹ホールディングス、J.フロント リテイリング、高島屋、エイチ・ツー・オー リテイリングは3%超高での推移となっている。大手百貨店が1日に発表した5月売上高速報で、各社が軒並み前年実績を上回ったことが好感されている。

市場では「緊急事態宣言の延長等の影響でコロナ前の前々年比では大きく減少しているものの、前年5月の臨時休業時と比較すると堅調。各社高額品の販売が堅調だった」(国内証券)との声が聞かれた。

三越伊勢丹ホールディングスの5月の既存店売上高は前年同月比390%増。店舗別では伊勢丹浦和店が764%増、三越銀座店が603%増となった。巣ごもり需要やロイヤリティの高い顧客の購買意欲、オンラインストアなどに支えられた。

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