[東京 29日 ロイター] – ヤマトホールディングスは29日、2021年3月期の連結営業利予想を前年比83.4%増の820億円に上方修正したと発表した。あらゆる産業で進む電子商取引(EC)化の流れに合わせ、EC配送ネットワークの構築や拡充など需要の変化に対応、前期実績を上回る見込みとしている。
IBESがまとめたアナリスト12人のコンセンサス予想では、21年3月期通期の連結営業利益予想の平均値は738億円。
20年4ー12月期の連結営業利益は前年同期比79.2%増の897億円だった。荷物の取扱量が増加する中で、集配や幹線輸送の効率化で営業費用が減少した。