スターゼンの第3四半期決算は減収減益。物流・人件費の高騰が重荷

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 スターゼン株式会社は2月4日、第3四半期(4-12月期)の決算を発表した。売上高は2685億円(前年同期比0.8%減)、営業利益は37億円(同12.7%減)、経常利益は50億円(同7.0%減)、純利益は27億円(同24.7%減)の減収減益となった。

 食品に対する消費者の低価格志向もあり、販売が苦戦。また、人手不足による物流費・人件費の上昇に加え、ハンバーグ新工場の費用回収が進まず減損損失を計上した影響もあり、厳しい結果になった。主力の食肉事業においても、海外からの調達量が減少したほか、国内においても12月の和牛相場下落の影響から、減収減益となった。

一方利益面では、国産牛肉の輸出を中心に前年同期比で取扱量、売上高ともに伸長。また、三井物産株式会社との協業による台湾向けの輸出も順調に推移している。

 将来の予測については2019115日の発表から据え置いた。

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