遊園地・テーマパーク、コロナ禍で売上高が半減、167社最新決算
東京商工リサーチのまとめによると、遊園地・テーマパーク運営企業167社の最新決算の売上高は合計で4254億円となり、前期比50.5%減と半減した。最新決算期は、ほぼ1年間コロナ禍での運営となり、外出自粛や休園措置などで大幅な減収となった。
2020年4月〜21年3月期を最新決算とし、3期連続で業績比較が可能な167社を分析対象とした。
167社のうち減収は141社と8割を超えた。全体の4分の3に当たる126社で減収率が10%超だった。利益が判明した125社の最終損益は、赤字が前年より27社増え73社と約6割を占めた。
企業別で見ると、売上高トップはオリエンタルランド(東京ディズニーリゾート)の1460億円で前期比63.%減だった。2位以下は、バンダイナムコアミューズメントの550億円(22.4%減)、東京ドームの292億円(56.8%減)、富士急行の185億円(35.3%減)と続いた。