バイヤー必見!自店の健康提案をアップデートする、発酵テーマパークに急げ!

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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見るべき店大

OH!!!(オー)~発酵、健康、食の魔法!!!~

消費者の健康志向の高まりから食品小売業においてもいかに健康を提案するかが大きなテーマになっている。埼玉県飯能市で2020年10月16日に開業した「OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~」(以下、「OH!!!」)は、健康のなかでも関心度の高い「発酵食品」の魅力を伝えるためにオープンしたスポットだ。来場者から高い評価を得ている同スポットの実践から健康提案のヒントを提示する。

OH!!!の外観
2020年10月に開業した「OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~」。「発酵のテーマパーク」と銘打ち、約3000坪ある敷地面積に建設した4つの棟で「発酵」を軸にした提案を行う

約3000坪の敷地に計4つの店・施設を点在

 「OH!!!」は、埼玉県指定名勝地である天覧山の麓にある寺院「能仁寺」に隣接する。敷地面積は約3000坪にも及ぶ。その広々とした敷地に約10億円を投じ、ワークショップ棟、レストラン棟、カフェ棟、セレクトショップ棟の4棟を、緑地内に点在するように建設。複数の機能を集合させて総合的な体験の提供を追求する「発酵のテーマパーク」と銘打ち開業した。

OHの尾中真二社長
OHの尾中真二社長

 同施設を開発したのは、漬物メーカー最大手のピックルスコーポレーション(埼玉県/宮本雅弘社長)と、その子会社のOH(埼玉県/尾中真二社長)だ。開発の目的は大きく3つある。OHの尾中社長は「1つ目は、発酵や漬物の魅力を広く伝えるという使命を果たすこと。次にピックルスコーポレーションの企業ブランドの価値を高めること。そして、事業の次なる成長の柱を育成すること」と説明する。

 ピックルスコーポレーションの20年2月期の連結売上高は約414億円で、10期連続で増収を続けている。最大手メーカーとして直接、消費者に発酵の魅力を伝えることに加えて、製品の知名度に比べて低い同社の認知度を高めることをめざす。

 同社の売上高の柱は、09年発売の看板商品「ご飯がススムキムチ」をはじめとするキムチや、浅漬け、ナムルなどの総菜類の製造・販売だ。

 そして同社は新たな成長の柱となり得る新規事業の開発に取り組んでいる。その1つが18年4月にスタートしたEC事業だ。独自の植物性乳酸菌「Pne-12」を使ったオリジナル製品ブランド「ピーネ」と、伝統製法の漬物を販売する「八幡屋」の2つのサイトを同時に開設。そして次なる顧客接点としてオープンしたのが「OH!!!」である。

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