バイヤー必見!今行くべき専門店 コロナ禍で飲む頻度アップ! ブームの予感“進化形コーヒー”を味わえる専門店
②豪州のカフェ文化を体感する!
「BYRONBAY COFFEE」
おしゃれなカフェが立ち並び、オーストラリアのカフェ文化を象徴するバイロンベイ・エリア。同店はそこで1989年から営業する「BYRONBAY COFFEE」が日本で展開するお店だ。オーガニックの豆を使い、柔らかで豊かな味わいが特徴のブレンドコーヒーや、オーストラリア発祥の「フラットホワイト」など他では味わえないコーヒーメニューが楽しめる。また、ミートパイやバナナブレッドなど地元の人に愛されるフードメニューも並ぶ。
同店は、商品や業態だけではなく「オーストラリアのコーヒー文化」を消費者に提案しているように見える。サーファーが板を抱えたまま来店しそうな本場さながらの雰囲気は、海外に行きづらい昨今、ニーズが高いのではないだろうか。このような「文化」そのものを味わえるプロダクトづくりは、流通業の参考にもなると考える。
店舗名 「BYRONBAY COFFEE 日本橋店」
所在地 東京都中央区日本橋本町1-5-2 日本橋本町152ビル1~2F
営業時間 8:30~19:00
定休日 不定休
③鮮度抜群の「ミルクブリュー」が飲める
「MILKBREW COFFEE」
ミルクブリューとは、水出しコーヒーならぬ、コーヒー豆を牛乳につけて抽出する牛乳出しのコーヒーのこと。特別な器具などは必要なく、だれもが簡単に自宅で楽しむことができ、かつ新感覚の味わいのあるコーヒーとして今、ひそかに人気を集めている。糖分を入れなくてもコーヒーと牛乳のまろやかな甘みを感じることができるため、大人から子供まで顧客層は拡大しそうだ。
こちらのお店は、ミルクブリューが店名にもなっているカフェ「MILKBREW」のフラッグシップショップだ。直営牧場の搾りたての牛乳を使用しており、そんなこだわりもフラッグシップ店ならではと言える。
ミルクブリューは、使用するコーヒー豆や牛乳、そして抽出する時間などにより味わいが異なる。また、地域ごとのコーヒー店の特徴を楽しめるほか、コーヒーや牛乳をより身近に感じられるという魅力もある。ミルクブリューの今後の可能性に注目だ。
店舗名 「MILKBREW COFFEE」
所在地 佐賀県嬉野市塩田町馬場下甲727
営業時間 水曜~日曜10:00~18:00
定休日 月・火曜日
「ホットペッパーグルメ外食総研」上席研究員
有木 真理(ありき・まり)
リクルートライフスタイル沖縄の代表を務めると共に、ホットペッパーグルメ外食総研の上席研究員として、食のトレンドや食文化の発信により、外食文化の醸成や更なる外食機会の創出を目指す。自身の年間外食回数300日以上。ジャンルは立ち飲み~高級店まで多岐にわたる。趣味はトライアスロン。胃腸の強さがうりで1日5食くらいは平気で食べることができる。「ホットペッパーグルメ外 食総研」https://www.hotpepper.jp/ggs/
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