ZHDが自社株買い、流通株式比率上昇へ プライム選択
[東京 3日 ロイター] – Zホールディングスは3日、東証の市場区分再編で最上位のプライム市場を選択することを決定し、流通株式比率を上場維持基準に高めるため、自社株買いと新株予約権の発行を決めたと発表した。
1億0300万株・682億円を上限に、自己株式を12月10日から2022年1月13日まで公開買い付けする。65.25%を保有するAホールディングスがすべて応募する予定。併せて10万3000個の新株予約権(潜在株式数1億0300万株)を1月4日に発行し、行使された際は取得した自社株を充当する。
さらに発行済み株式総数の0.79%に当たる自社株を消却し、現在33.9%の流通株式比率を高め、上場維持基準の35%に適合させる。
自社株の買い付け価格は1株663円を予定。取締役会で最終決定する前日の12月8日終値に対し、6%割り引いた金額が663円を下回った場合はその価格とする。