ファーストリテ、再生素材比率5割へ 回収衣料を自動車座席に

ロイター(ロイター・ジャパン)
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中国、北京のユニクロ店舗
ファーストリテイリングは2日、2030年度までに商品に使用する素材の約50%をリサイクル素材へ切り替えると発表した。写真は2020年5月、中国の北京で撮影(2021年 ロイター/Florence Lo)

[東京 2日 ロイター] – ファーストリテイリングは2日、2030年度までに商品に使用する素材の約50%をリサイクル素材へ切り替えると発表した。

東レとリサイクル素材開発専用の研究施設を来年開設するほか、レーヨンやナイロンなどの化学繊維でも、段階的にリサイクル素材を導入する。

同社は今年の秋冬商品までに、使用するポリエステルの約15%を回収ペットボトルから再生した素材へ切り替えている。

同時に衣料リサイクルの推進に向けて、異業種との協業も進める。これまでに、再生衣料を自動車の座席に用いるクッションや、断熱材などの建築資材に転用する試みを行っているという。

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