【ファストリ】19年8月期の営業利益は2700億円の見通し

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 ファーストリテイリングは10月11日、2019年8月期の連結業績(国際会計基準)予想について、売上収益が前期比8.0%増の2兆3000億円、営業利益が14.3%増の2700億円になる見通しだと発表した。すべての事業セグメントで増収増益を見込むが、とくに19年8月期末での店舗数が1412店舗と国内の827店舗を大きく上回る見通しの海外ユニクロ事業が増収増益の原動力となりそうだ。

 また、同社は11月29日付けでの取締役人事を発表、柳井正会長兼社長の長男・一海氏と次男・康治氏を含む4人が新たに取締役に就任する予定だ。両氏は現在、ファストリのグループ執行役員を務める。

 ファストリの取締役は現在5人で、柳井氏以外はすべて社外取締役。柳井氏の息子2人以外にグループ上席執行役員CFO(最高財務責任者)の岡崎健氏も取締役に就任する。また、大和ハウス工業前社長の大野直竹氏が社外取締役に加わる。

 これによりファストリの取締役会は社内取締役4人、社外取締役5人の体制となる。取締役は11月29日の株主総会で正式に選任される。

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