【カジュアル衣料売上高】9月の既存店売上高は6.0％増、2カ月プラス
ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の9月の売上高（ダイレクト販売を含む）は、既存店ベースで前年同月比6.0％増だった。前月の8.8％増に比べるとやや失速したが、2カ月連続で前年実績を上回った。
9月は台風の上陸や北海道での地震があったが、中旬以降に気温が低く推移したことで秋物商品の立ち上がりが好調だった。前年同月に比べて祝日と日曜日が1日ずつ多かったこともプラス要因になった。客数は3.4％増、客単価は2.5％増だった。
そのほかのカジュアル衣料専門店の9月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」が6.9％減で5ヵ月連続のマイナス、ライトオンが7.1％増で2ヵ月連続のプラスだった。
また、靴専門店ではエービーシー・マートが8.7％増で2ヵ月連続のプラス、チヨダは2.1％増で2017年4月以来17ヵ月ぶりのプラスとなった。
