カインズ、「企業版ふるさと納税」を活用し福岡県直方市に水切りネットを贈呈

カインズ(埼玉県)は、「企業版ふるさと納税」を活用し、福岡県直方(のおがた)市に水切りネット2万8,000個を贈呈したと11月5日に発表した。
同取り組みは、2025年5月に直方市と締結した包括連携協定の「4Rの推進」に基づくもので、家庭ごみの減量およびCO₂排出抑制に向けた取り組みである。
家庭ごみの多くは水分を多く含む生ごみが占めており、焼却時のエネルギー消費やCO₂排出の一因となっている。
直方市は2022年にゼロカーボンシティ宣言を行い、脱炭素社会の実現に向けて家庭ごみの削減を重点目標の一つに掲げている。これに共感したカインズは、企業版ふるさと納税を活用し、カインズオリジナル商品「水切れのよい 立てて置くだけ水切り(50枚入り)」を寄付することを決定した。
今後、直方市と連携のもとで市内全戸(約2万4,000戸)を対象に順次、「水切れのよい 立てて置くだけ水切り(50枚入り)」を各家庭に1つずつ配布していく。なお、残りの約4,000個は今後の啓発活動などに活用される予定だ。
配布時には、使用方法やごみ減量への効果をわかりやすく紹介したチラシも同封する。また、配布完了後にアンケートを実施し、実際の使用状況や効果、行動変化などを検証する。この調査結果は、今後の施策や事業の検討に活用される予定である。






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