コメ価格、2週連続下落=5キロ4211円―農水省

農林水産省は3日、全国のスーパー約1000店舗で9月22~28日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が、前週より35円安い4211円だったと発表した。4週連続で4000円を上回ったものの、小幅ながら2週続けて下落した。
当初8月末までだった政府備蓄米の販売期限が延長され、平均価格を引き下げる効果が一定程度続いたもようだ。新米を含む銘柄米の平均価格は、31円高い4408円と高値が続いた。
スーパー約1200店を対象とした別の調査でも値下がりし、5キロ当たりの平均価格は51円安い3539円だった。ドラッグストアなどの小売店約6000店の調査は、57円安い3995円と、いずれも前週を下回った。
小泉進次郎農水相は3日、記者団に対し、2025年産米の生産量は前年より56万トン増加すると見込まれる上、業界関係者がさらに増える可能性を指摘していると説明。今後の価格動向について「引き続き注視していく」と述べた。





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