キリン、ノンアル新ブランド「ラガーゼロ」発売　ラガータイプの味わいを再現

　キリンビール（東京都）は9月30日、ノンアルコール・ビールテイスト飲料の新ブランドとして、同社史上最もビールに近い味のノンアルコール「キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ」（350ml缶）を全国で発売する。

　健康志向やライフスタイルの多様化を背景に、ノンアルコール市場は拡大を続けている^※1。ノンアルコール・ビールテイスト飲料でも品揃えの拡充や味覚の進化が進む一方、「事情がある時に仕方なく飲むもの」という認識が根強く、本格的な味わいへのニーズが十分に満たされていないのが現状だ^※2。

　新商品の「ラガーゼロ」は、こうした声に応えるべく4年をかけて開発された。キリンビールのノンアルコールカテゴリーでは過去最大の設備投資※3を行い、同社伝統のラガータイプの味わいを再現することを目指した。

　ビールからアルコールを取り除く独自の「ラガービールテイスト製法（脱アルコール製法）」を採用。麦の旨みとホップの爽快な香りや苦味をバランスよく仕上げ、飲みごたえがありながら後味のキレも良い、ビールに近いおいしさを実現した。

　パッケージは赤を基調にマット加工を施し、「ラガーゼロ」のロゴや聖獣を配して、品質感を打ち出している。

※1 キリンビール調べ
※2 キリンビール調べ
※3 キリンビールのノンアルコールカテゴリー商品比