ウォルト、東京都港区・新宿区・渋谷区で「デリバリーなのに店頭価格」を開始 360店舗以上が参加

デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」を運営するWolt Japan(東京都)は9月2日、デリバリー商品を店頭と同じ価格で提供する「デリバリーなのに店頭価格」の取り組みを、東京都港区・新宿区・渋谷区で開始した。
一般的に日本では、デリバリーサービスに掲載される商品の価格は店頭で購入できる商品価格より高く設定されているが、海外では店頭と同一価格が一般的である。
物価高が続くなか、小さい子供がいる家庭や免許を返納した高齢者など、買い物や外食に出かけにくい消費者が増えている。こうした状況を受け、Woltは価格面でより利用しやすい環境を整えるため、加盟店の協力を募り、「デリバリーなのに店頭価格」の取り組みを港区・新宿区・渋谷区で開始することとなった。
今回の取り組みには、開始時点で360店舗以上が参加。ハンバーガーの「シェイクシャック」、お好み焼きの「ぼてぢゅう」、韓国家庭料理の「ソナム」など、飲食店を中心に多様なカテゴリーが含まれる。
対象店舗では、利用者が店頭で購入するのと同じ商品価格で注文でき、サービス料や配達料を加算しても従来より割安に利用できるケースが多い。なお、対象店舗はアプリやウェブサイト上で「店頭価格」と表示される。
【「デリバリーなのに店頭価格」概要】
サービス開始日:9月2日(火)
配達受付時間:午前8時〜午前1時(店舗によって異なる)
対象店舗数:360店舗以上(9月2日時点)
主な対象店舗例:
・シェイクシャック(都内8店舗)
・韓国家庭料理元祖ソナム 恵比寿店(渋谷区恵比寿)
・なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。渋谷店(渋谷区渋谷)
・ぼてぢゅう 新宿サブナード店(新宿区歌舞伎町)
・COCOチキン(新宿区高田馬場)
※一部店舗では開始日が数日遅れる場合がある。








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