日本調剤、非上場化へ=ファンド傘下で再建目指す

時事通信社

日本調剤の看板
〔写真説明〕日本調剤の看板(時事通信社)

 調剤薬局大手の日本調剤は31日、株式を非上場化すると発表した。投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(東京)などがTOB(株式公開買い付け)を通じ、最終的に全株式を取得する。買収金額は約1178億円。業績が低迷する中、ファンドの下で再建を目指す。

 買い付け価格は1株3927円。TOBは8月1日から9月16日まで実施し、成立すれば日本調剤は上場廃止となる。

 日本調剤は7月1日時点で761店舗を展開する。2025年3月期の調剤部門の売上高は3219億円で、最大手のアインホールディングスに次ぐ規模。

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