国分グループ本社、米国の日本酒ECスタートアップ企業に出資

国分グループ本社(東京都)は7月28日、米国で日本酒のEC販売を展開するスタートアップ企業Tippsy, Inc.(カリフォルニア州)に出資し、パートナーシップを形成した。契約締結は7月18日に行われた。
近年、日本酒は「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、国際的な評価が高まっている。特に米国市場では需要が拡大している。
Tippsy社は日本酒の販売にとどまらず、その背景にあるストーリーや文化を伝えることに注力し、米国最大級の日本酒ECプラットフォームとして蔵元や生活者から高い評価と信頼を得ている。
今回の出資により、国分グループは自社の酒類流通ネットワークとTippsy社のECプラットフォームや生活者接点を活かしたマーケティング力を組み合わせ、米国市場における日本酒文化の普及と販路拡大を目指す。さらに、単なる物流支援にとどまらず、蔵元に対して販売やマーケティング面での支援も強化していく。
具体的な協業内容は以下の4点である。
1. 米国市場に適した日本酒ラインアップの充実と販路の多様化
2. 共同商品開発
3. 販売・マーケティングの共同推進
4. 蔵元の米国市場進出支援
両社はこれらの協業を通じて、日本酒文化のさらなる普及を目指す。





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