ユニクロ、英テート・モダン館内に初のポップアップストア

ユニクロ(山口県)は、英国ロンドンの現代美術館・テート・モダンの館内に、初のポップアップストア「Uniqlo Tate Shop, Art For All」をオープンした。
このストアは、テート・モダンの開館25周年を祝う記念イベント「Birthday Weekender」の一環として展開されるもので、ユニクロと同館との長年にわたるパートナーシップを象徴する初の試みとなる。
ストアは、テムズ川沿いのリバー・エントランスに隣接する約100平方メートルのスペースに設置され、5月5日から9月16日までの期間限定で営業。25周年を記念した特別デザインのUTme!コレクションをはじめ、アートをテーマにしたワークショップやイベントも開催される。
また、ユニクロの人気アイテムを刺繍でカスタマイズできるサービスも用意されており、英国を代表するグラフィックアーティスト、ピーター・サヴィルによる限定デザインも登場する。
ユニクロとテート美術館のパートナーシップは、2016年のイベントシリーズ「UNIQLO Tate Lates」から始まり、2021年には3年間のグローバル契約を締結。2024年1月には契約を2029年まで延長した。現在では、子どもから大人までがアートに触れられるワークショップ・プログラム「UNIQLO Tate Play」を、タービンホールをはじめとするテート・モダンの象徴的な空間で定期的に開催している。
ユニクロは10年以上にわたり、「Art for All(すべての人にアートを)」という理念のもと、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ルーヴル美術館、ボストン美術館、テート美術館など世界有数の美術館と連携。日々の生活の中でアートをより身近に楽しめる機会の創出に取り組み続けている。





ユニクロとしまむら、フェーシング数量に見るロジスティクスと商売哲学の違い
