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マキヤ、第3四半期決算の売上高は前年同期比15.3%増

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 マキヤ(静岡県)が2月12日に発表した2025年3月期第3四半期決算(連結2024年4月1日~12月31日)は、売上高が前年同期比15.3%増の665億8,100万円、営業利益が0.1%減の18億1,000万円、経常利益が1.3%減の18億9,700万円となり、利益は若干減少したが、2ケタの増収となった。

 小売業の営業収益は6.3%増の615億4,800万円。フード(食品)部門は、「エスポット(フード)」、「ポテト・マミー」、「業務スーパー」のすべての業態が引き続き好調に推移し、生鮮品、日配食品、加工食品はいずれも前年同期を上回って7.6%増を達成。ノンフード(非食品)部門については、HBC(ヘルス&ビューティーケア)商品とリユース事業が順調に推移して1.7%増と前年をクリアした。

 小売業の営業利益は5.6%増の20億9,100万円。エスポット新横浜店の大規模改装による一時的な改装経費の発生と大改装期間中の休業期間があったことや、給与のベースアップなどによる人件費コストの増加や電気料単価の上昇による水道光熱費の増加があったものの、来店客数の増加と買上単価の上昇による増収が奏功し、売上総利益は増加した。

 なお、連結ベースでの営業利益0.1%減は、不動産賃貸事業の3.2%の減益、EC事業の営業損失発生が影響した。

 2025年3月期の連結業績については、売上高で13.3%増の869億円、営業利益で1.4%増の22億6,000万円、経常利益で0.6%増の24億1,000万円、純利益で3.1%増の15億円を見込み、2ケタ増収・増益の決算となる模様。

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