フジ、愛媛の養殖真鯛を活用した新商品を販売、フードロス削減に貢献
フジ(広島県)は、マルミ(愛媛県)および、宇和島屋(愛媛県)と愛媛県産養殖真鯛の中骨を使用した商品を共同開発し、11月1日から販売を開始した。
魚の三枚おろしで廃棄されがちな中骨から、専用の機械を使用して食べられる身を丁寧に集め、養殖魚を余すことなく活用するため「真鯛入り うおじゃこ天」「真鯛入り うおメンチ」「真鯛入り ワンタン」を開発した。身を取った後の中骨からも、うまみ成分のエキスを抽出し、無駄なく使用したという。
同社は、水産資源の有効活用やフードロス削減を推進しており、地域に根ざした活動に積極的に取り組んでいる。
今後も、地元の特産品を活かした商品を通じ、生産者の「想い」や「おいしい」をお客に届け、環境負荷低減に取り組む方針だ。