ロイヤルホールディングス(東京都)が参加する「mottECO普及コンソーシアム」は7月29日、東京都千代田区飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで「mottECO FESTA 2024」を開催した。
同コンソーシアムは、産官学が連携して食品ロス削減に取り組む団体で、外食事業やホテル業界、自治体、大学など計21団体で構成されている。
当日のイベントには延べ540名が来場し、事業者や関係省庁、有識者らによる食品ロス削減に関するブース出展やパネルディスカッションが行われた。また、食品ロス削減をテーマにした講演や、もったいないメニューの試食などを通じて、SDGsや資源循環など環境問題について考える場となった。
「mottECO」は、食べきれなかった料理をお客が持ち帰る際、安全に食べられるようにするための注意喚起チラシと容器を提供し、「食べ残しを自分の責任で持ち帰る文化」の普及を目指す取り組みである。
この取り組みは2021年度に環境省から発信され、ロイヤルホストを運営するロイヤルフードサービス(東京都)と、デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムズ(東京都)が共同で導入、普及促進に努めている。昨年度には、コンソーシアムとして「令和5年度食品ロス削減推進表彰 環境大臣賞」を受賞している。