エディオン(大阪府)は5月22日、コーポレート・ベンチャー・キャピタルファンド「Brand New Retail Initiative Fund」を設立すると発表した。
同社はこれまでも、家電製品の販売を中核事業とし、リフォーム事業、インターネットサービスプロバイダ事業、プログラミング教育事業などの事業を拡大してきた。
近年の少子高齢化の進行、インターネット販売の拡大、訪日外国人の増加、海外メーカーの日本市場参入などといった状況下において、同社は持続可能な事業環境の構築を目指し、様々なテクノロジーの活用、マーケティング手法の開発、新規ビジネスの開発速度の加速を支援するため、スタートアップ企業への出資を決定したという。
■「Brand New Retail Initiative Fund」の概要
名称: Brand New Retail Initiative Fund 投資事業有限責任組合
設立時期:2024年5月22日
ファンド規模: 100 億円規模
運用期間: 2031年12月末まで
投資対象: マーケティング、小売り、リフォーム、環境エネルギー、バッテリーリサイクル事業、情報管理システム、AI/ブロックチェーン 等
投資ステージ: アーリーステージ中心
無限責任組合員(GP):イノー・アソシエイツ株式会社
有限責任組合員(LP):株式会社エディオン
■イノー・アソシエイツの概要
会社名:イノー・アソシエイツ株式会社
所在地:東京都港区赤坂5-4-9 赤坂五丁目ビル
表者:代表取締役社長 池 浩太郎
設立:2022 年9月
事業内容:投資事業、経営助言事業、コンファレンス運営事業