業界初、AI荷積みロボット実証実験=SGホールディングスなど

時事通信社
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物流 ロジスティクス イメージ
(i-stock/metamorworks)

 SGホールディングス、佐川急便、住友商事は15日、今後の輸送力不足に対応するため、米国企業が開発した人工知能(AI)を搭載した荷積みロボットの実証実験を行うと発表した。業界初の取り組みで、期間は今月から1年間、費用は約6億円。 

 実験は米国企業の施設を使い、佐川急便が求める輸送品質や処理速度に合致する荷積みロボットを開発。開発したロボットを佐川急便の中継センター(東京都江東区)に設置し、実際に作業で検証する。

 荷積み作業は現在、トラック運転手などが手作業で行っており、ロボットを導入することで、業務負担の軽減や荷役作業の省人化を目指す。代替機能が確認できれば、佐川急便が2026年に稼働を予定する大規模中継センター2カ所への導入を検討する。

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