【ニューヨーク時事】米ファストフードチェーン大手サブウェイは24日、米投資会社による買収に合意したと発表した。サブウェイは共同創業者2人がいずれも亡くなり、2月以降、身売り先を探していた。今後、新体制で出店数の増加やデジタル対応の強化を目指すとみられる。
発表によると、買収するのは米南部ジョージア州アトランタに本拠を置く投資会社、ローク・キャピタルの傘下企業。買収額は明らかにしていないが、米メディアは今月、同社が96億ドル(約1兆4000億円)を提示していると伝えていた。
サブウェイは1965年、東部コネティカット州で2人の共同創業者が1号店を開いた。非上場企業で、創業者一族が経営権を握っている。現在は日本を含む100カ国以上の約3万7000の店舗でサンドイッチを販売している。