近商ストア、無人レジの実証実験、東芝テックと共同で

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キンショー ハーベスト
近商ストアは3月4日、スマートフォンと映像解析技術を活用したレジ業務無人化の実証実験を行う。 写真は2017年6月撮影

 食品スーパーの近商ストア(大阪府松原市)は3月4日、「松原店」(同)と「ハーベス上本町店」(大阪市天王寺区)でスマートフォン(スマホ)と映像解析技術を活用したレジ業務無人化の実証実験を始める。

 実験は東芝テックと共同で、4月12日まで行う。

 実験では近鉄グループの従業員と特別モニター会員に専用アプリを搭載したスマホを貸与、買い物客自身がスマホで商品のバーコードを読み取る。アプリに表示された会計用バーコードを無人レジに読み取らせると支払いが完了する。

 人工知能(AI)によって映像を解析することで万引などの不正を検知、顔認証によってなりすましなどを防ぐ。

 実験期間中には、スマホにお買い得情報を配信するなど販促効果も検証する。

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