コロワイド=2022年9月中間連結決算(国際会計基準)は増収となったが、事業損益と純損益は赤字に転落した。中間期に純損失を計上するのは2期ぶりで、円安や物価高騰による食材価格、光熱費などの上昇が響いた。売上収益は増加したが、新型コロナウイルス感染拡大の「第7波」による客数減の影響もありコスト増を補えなかったという。
グループ会社では、カッパ・クリエイトやアトムなどの業績が厳しかった。業績回復に向けて店舗立地の見直し、居酒屋業態からレストラン業態への転換などを進めるほか、「インバウンド向けの高価格帯メニューの提供にも取り組んでいく」(コロワイド広報)という。
23年3月期の業績予想は8日に発表済み。