ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の2017年12月の売上高(ダイレクト販売を含む)は、既存店ベースで前年同月比18.1%増だった。12月は気温の低い日が多く、冬物商品の販売が全般的に好調だったことに加えて、年末セールが客数の増加に寄与した。
前年実績を上回るのは4ヵ月連続で、既存店が2ケタ増収となるのは16年7月以来、18ヵ月ぶり。客数は13.5%増、客単価は4.0%増だった。
そのほかの衣料品専門店の12月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」が0.2%減で4ヵ月連続のマイナス。コート、ジャケットなどのトレンド商品や寝具、こたつ関連商品が伸び悩んだ。ライトオンの既存店は前年並みで、13ヵ月ぶりにマイナスを脱した。