【トリドール】米本土に「丸亀製麺」出店、25年に300店舗目指す

2017/09/14 10:00
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 トリドールホールディングスは9月14日、米国ロサンゼルスに主力業態のセルフうどん店「丸亀製麺ソーテル店」を出店する。同社は「丸亀製麺」をハワイに2店舗(2017年3月末時点)展開しているが、米国本土への出店は初めて。ソーテル店を軌道に乗せ、25年までに米国で300店舗の展開を目指す。

 

 ソーテルはロサンゼルス中心部にあり、ラーメン店や寿司店なども多い日本食への感度が高いエリア。ソーテル店では、「釜揚げうどん」(税込495円、1ドル=110円換算)など日本の丸亀製麺と同じ定番商品のほか、「チキンクリームうどん」(825円)、「牛肉トマトうどん」(935円)など現地の嗜好に合わせたメニュー、「まぐろアボカド丼」(429円)などご飯物も提供する。価格帯は現地のファーストフードと同等とした。

 

 トリドールは17年3月末時点で国内877店舗、海外334店舗(フランチャイズ店を含む)の計1211店舗を展開しているが、海外出店やM&A(買収・合併)によって店舗の純増ペースを引き上げ、25年に世界6000店舗の達成を目標としている。

 

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