ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の4月の売上高(ダイレクト販売を含む)は、既存店ベースで前年同月比6.2%増だった。前年実績を上回るのは2ヵ月ぶり。
4月は中旬まで気温が高く推移したことから夏物商品の需要が伸び、客数が11.4%増となった。客単価は4.7%減で2ヵ月連続のマイナスだった。
そのほかの衣料品専門店の4月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」業態が3.0%減で3ヵ月連続のマイナス、ライトオンが12.1%減で5ヵ月連続のマイナスとなる一方、「グローバルワーク」「ニコアンド」などを展開するアダストリアは6.4%増で7ヵ月連続のプラスと好調を維持した。