ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の2月の売上高(ダイレクト販売を含む)は、既存店ベースで前年同月比5.2%増となり、3ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
春物商品の立ち上がりが好調だったことに加え、初めてキャンペーンを実施した「ワイヤレスブラ」やパリのデザインチームが開発した「ユニクロU」の売れ行きがよかった。客数は3.9%増で3ヵ月ぶりのプラス、客単価は1.2%増で2ヵ月連続のプラスだった。
そのほかの衣料品専門店の2月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」業態が2.4%減で2ヵ月ぶりのマイナス、ライトオンが12.0%減で3ヵ月連続のマイナスだった。
靴専門店のエービーシー・マートは、うるう年だった前年に比べて営業日が1日少なかったこともあり、3.0%減と2ヵ月連続のマイナスとなった。