【ユニクロ】12月の既存店は5.0%の減収、2ヵ月ぶりマイナス
ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の2016年12月の売上高(ダイレクト販売を含む)は、既存店ベースで前年同月比5.0%減となった。
11月は「ヒートテック」を中心に冬物衣料が好調で7.3%増と4ヵ月ぶりに前年実績を上回ったが、12月は月後半に気温が高かったことなどから冬物の需要が盛り上がらなかった。客数は4.0%減で4ヵ月ぶりのマイナス、客単価は1.0%減で2ヵ月ぶりのマイナスだった。
そのほかの衣料品専門店の12月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」業態が5.5%減で2ヵ月ぶりのマイナス、ライトオンが13.8%減で2ヵ月ぶりのマイナスといずれも苦戦した。
一方、靴専門店のエービーシー・マートはクリスマスなどのギフト需要やまとめ買いが増え、既存店売上高は3.9%増と2ヵ月ぶりのプラスだった。