【すかいらーく】深夜営業を大幅縮小、８割の店舗で営業時間短縮
外食大手のすかいらーく（東京都武蔵野市）は、「ガスト」や「ジョナサン」などでの深夜営業を大幅に縮小する。営業時間短縮によって、休暇の取得や時短勤務などをしやすいようにし、従業員の職場環境を改善する。
現在、深夜２時以降朝５時までの深夜営業を行っている987店舗のうち、約８割の店舗で深夜２時閉店、朝７時開店とする。2017年1月中旬から順次、営業時間の変更を始め、４月１日までに完了する。
近年は深夜時間帯の客数が減少していることから、すかいらーくでは13年に約600店舗で営業時間を平均２時間短縮した。今回は、客数減少への対応よりも、従業員のワークライフバランスに配慮した措置だという。
人手不足で外食業界では現場従業員の確保が難しくなっていることが背景にあるものと見られる。
