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【ユニクロ】8月の既存店は1.0%減、5ヵ月ぶりマイナス

 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の8月の売上高は、既存店ベースで前年同月比1.0%減だった。前年割れは5ヵ月ぶり。客単価は0.6%の微増だったが、前半の気温が低く推移したことや中旬以降の台風の影響などで客数が1.6%減となった。

 16年8月期通期では既存店売上高は0.9%増だった。上半期(15年9月?16年2月)は1.9%減だったが、価格政策を見直した下半期に4.9%増と巻き返した。

 そのほかの衣料品専門店の8月の売上高(既存店ベース)は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」事業が5.5%減で3ヵ月ぶりのマイナス、ユナイテッドアローズも8.3%減(インターネット通販を含む)で3ヵ月ぶりのマイナスとなった。

 一方、ライトオンはパンツ類などが堅調に推移し、5.0%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。また、16年8月期通期でも9.2%増と好調を維持、月次ベースで前年割れとなったのは7月だけだった。