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【ユニクロ】 6月の既存店は4.5%増、客数は減少続く

 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の6月の売上高は、既存店ベースで前年同月比4.5%増だった。前年に比べて気温が高く推移したことで、夏物商品の販売が好調だった。

 既存店の増収は3ヵ月連続だが、客数は3.6%減と5ヵ月連続で前年実績を下回った。客単価が8.5%増えて、客数減をカバーした。

 そのほかの衣料品専門店では、しまむらの「ファッションセンターしまむら」事業の既存店売上高が7.5%増で2ヵ月ぶりのプラス、ライトオンが11.0%増で17ヵ月連続のプラス、ユナイテッドアローズが2.8%増(インターネット通販を含む)で3ヵ月ぶりのプラスとなるなど、おおむね好調だった。

 一方、靴専門店のエービーシー・マートは0.5%減で2ヵ月連続のマイナスとなった。スポーツシューズや季節商品のサンダルなどの販売は好調だったが、インバウンド(訪日外国人)需要が落ち着いたことが影響した。