【良品計画】 国内好調で営業利益は約2割増、3~5月期

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 「無印良品」を展開する良品計画(東京都豊島区)が発表した2016年3~5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比13.0%増の875億円、営業利益が19.6%増の114億円と2ケタの増収増益だった。

 直営で11店舗を新設した国内事業が好調で、営業収益が11.9%増の591億円、営業利益が23.7%増の71億円と全体の業績を牽引した。商品では、裏毛パーカーやデニム、キャリーバッグ、撥水加工スニーカーなどが好調で、「体にフィットするソファ」「超音波うるおいアロマディフューザー」などの売れ行きもよかった。

 前期に営業利益が倍増した東アジア事業は、営業収益が13.9%増の219億円、営業利益が16.4%増の45億円とやや失速した。欧米地域事業は4億円の営業赤字、西南アジア・オセアニア地域事業は3500万円の営業黒字(前年同期は8200万円の赤字)に転じた。

 17年2月期の連結業績予想は従来通りで、営業収益は前期比9.4%増の3365億円、営業利益は10.3%増の380億円を見込んでいる。

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