【ラオックス】 全日空と包括連携、インバウンド対応を強化

2016/03/28 00:00
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 免税店運営大手のラオックス(東京都港区)と全日本空輸(同)、全日空商事(同)の3社は3月24日、インバウンド(訪日外国人)対応の強化を目的に包括連携すると発表した。

 

 全日空商事が空港内で運営する売店の一部にラオックスが家電製品などの商品を供給する一方、全日空商事がラオックス店舗に地方の特産品などを供給する。

 

 また、全日空商事が凸版印刷と共同で開設する訪日客向けのインターネットショッピングモールにラオックスが第1号店として出店、訪日前に商品を予約し、ラオックス店舗で受け取れるようにする。

 

 そのほか、マイレージサービスでも提携、ラオックス店舗でANAカードを使ってクレジット決済すると全日空のマイルが貯まるようにする。

 

 ラオックスは現在、全国に免税店37店を展開しているが、17年までに50店舗に拡大する予定。一方、全日空は中国の10都市に23の路線を運航しているが、4月には成田・武漢線を開設するなど訪日客が急増している中国との路線ネットワークを強化している。

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