ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の10月の売上高は既存店ベースで前年同月比5.5%増と3ヵ月連続のプラスだった。
10月は気温が低く推移したことから、秋冬物の販売が好調だった。客数は3.6%減と5ヵ月連続のマイナスだったが、客単価が9.4%増え、25ヵ月連続のプラスとなった。
そのほかの衣料品専門店でも10月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」事業が12.7%増で6ヵ月連続のプラス、ユナイテッドアローズが9.2%増(インターネット通販を除く)で7ヵ月連続のプラスとなるなど好調さが目立った。昨年は台風の上陸で売れ行きが悪かったため、その反動増もある。
また、靴専門店のエービーシー・マートは8.3%増で4ヵ月連続のプラスとなった。